経時差分処理画像(Temporal Subtraction Image)を用いた急性期脳梗塞の検出
検査目的
頭部単純CTにおける急性期脳梗塞の検出にはearly CT signが決め手となるが,CT値変化が小さく指摘困難な症例も多く,DWI画像の方が検出に優れている。本症例では過去の単純頭部CTと脳梗塞時の
2024年度
CT
毎年新たな知見を生み出す画論の入賞画像のうち、2023年以降の入賞画像をさまざまな条件から検索し、
Web上で閲覧することができます。
資料中の施設名や個人の所属などは発行当時の情報であるため、現在の情報とは異なる場合があります。
本内容の転載、二次使用などはご遠慮ください。
※資料中の施設名や個人の所属などは発行当時の情報であるため、現在の情報とは異なる場合があります。本内容の転載、二次使用などはご遠慮ください。
※オリジナルの撮影データではありません。WEBサイト閲覧向けに変換加工処理を行っています。
※弊社は2018年1月4日より、キヤノンメディカルシステムズ株式会社へ社名を変更いたしました。本Webサイトの一部には、旧社名が表示されている箇所がございます。
経時差分処理画像(Temporal Subtraction Image)を用いた急性期脳梗塞の検出
検査目的
頭部単純CTにおける急性期脳梗塞の検出にはearly CT signが決め手となるが,CT値変化が小さく指摘困難な症例も多く,DWI画像の方が検出に優れている。本症例では過去の単純頭部CTと脳梗塞時の
2024年度
CT
変形性股関節症に対する人工股関節置換術
検査目的
人工股関節置換術(THA)後における術後状態の把握,人工股関節設置位置の確認および大腿骨前捻角計測目的
2024年度
CT
Iodine Mappingを用いたTACE治療
検査目的
肝細胞癌の治療目的でTACEが施行された。過去にもTACE治療が行われた症例で肝内にリピオドール沈着があったため,CTで腫瘍・動脈以外にも肝内高吸収が確認された。CTHA,TAI後確認CTのIodin
2024年度
CT
下肢閉塞性動脈硬化症
検査目的
下肢動脈のEVT術前精査および上肢動脈アプローチを考慮したアクセスルートの評価。
2024年度
CT
透析AVF急性閉塞に対する低速注入CTAV
検査目的
左肘部透析AVF急性閉塞疑いの患者である。透析前に行ったvascular access(VA)の聴診でスリル音が弱く,エコーで左橈側皮静脈に血栓が確認された。さらに左上肢には腫脹が認められ,上腕部より
2024年度
CT
軟骨情報を付加した生体内肘関節動態解析
検査目的
三次元動態解析ソフトを開発し,三次元骨モデルを作成し生体内での上肢動態解析を可能にした。しかし,X線透過性の高い軟骨はいずれも仮想のものとして扱われている。近年の研究から,肘関節における軟骨は場所によ
2024年度
CT
もやもや病
検査目的
periventricular anastomosisを有するもやもや病症例は,出血発症と有意に相関していると示されているが,これを目標血管としてバイパス術を行うことで出血リスクの減少が期待できる。そ
2024年度
CT
肝類洞閉塞症候群
検査目的
汎血球減少のため当院に紹介され,Bリンパ芽球性白血病と診断された。その後,造血幹細胞移植後に再発を繰り返し,成人類洞閉塞症候群(Sinusoidal Obstruction Syndrome:SOS)
2024年度
CT
4D bolus tracking法を用いたEndoleak評価
検査目的
腹部大動脈瘤に対してYグラフト置換術後,動脈瘤が増大傾向にあり原因精査のため造影検査施行。
2024年度
CT
カテーテルアブレーション術前の心筋遅延造影が筋強直性ジストロフィーの心筋障害検出の契機となった症例
検査目的
10年前より不整脈,経時的にLVEF低下あり経過観察されていた30代男性。不整脈により心不全コントロール難渋しCRT-D,カテーテルアブレーション検討され当院紹介となった。原因は不明であったが不整脈に
2024年度
CT
心破裂に対するウシ心膜パッチを使用した左室修復後の血流評価
検査目的
他院にて僧帽弁置換術,左心耳閉鎖術および左房縫縮を施行後,左室破裂を併発し,ウシ心膜パッチによる左室修復が施行された。術後造影CTでパッチ縫合部からの造影剤リークが判明し,再手術の必要性があるため,当
2024年度
CT
CLEAR Motionを用いた非心電図同期の冠動脈評価
検査目的
5年前に上行弓部大動脈人工血管置換術(TAR)を施行した患者。歩行の際,息切れをするとのことで,かかりつけ医から紹介になった。今回,TARの経過観察を含め,息切れの原因検索として造影検査を施行した。
2024年度
CT
非通常型心房粗動に対するケミカルアブレーション術前CT
検査目的
非通常型心房粗動に対するアブレーション術前CT。ルーチン画像に加え,ケミカルアブレーション施行時に治療対象となるマーシャル静脈の描出も依頼された。
2024年度
CT
CCJ-AVF(radicular AVF)における局在診断
検査目的
頭蓋頸椎移行部動静脈瘻のshuntポイントの局在診断および周囲組織との位置関係把握。
2024年度
CT
肺血流ヨードマップとBPA治療支援を加味したハイブリッド撮影法
検査目的
慢性血栓塞栓性肺高血圧症,バルーン肺動脈拡張術(Balloon pulmonary angioplasty:BPA)前に,肺動脈3D-CTAとヨードマップを施行した。
2024年度
CT
Time of flight(TOF)-MRA形状重ね合わせを用いた右中大脳動脈瘤の評価
検査目的
未破裂脳動脈瘤で外科的治療介入されない場合,半年から1年毎の画像検査による経過観察が推奨され,TOF-MRAで評価されることが多い。しかしTOF法はマクロなプロトンの動きを可視化するため,血流速度の低
2024年度
MR
FE3D Multi-Echoを使った脳動脈と頭蓋骨の同時描出
検査目的
頭痛精査。頭部ルーチン検査時,TOF-MRAにて右内頸動脈サイフォンに約4mmの動脈瘤を発見。頭蓋骨との同時描出を試みた。
2024年度
MR
左上腕痛
検査目的
1カ月前に電球交換時の転倒により生じた左上腕痛精査目的の頸椎胸椎MRI。検査前の身体所見では左C6領域の神経根症が疑われた。
2024年度
MR
乳がん骨転移
検査目的
左乳がん術後の79歳男性。follow upの造影CTでTh9の骨転移が指摘された。SPECT/CTではTh7,Th9に強い集積亢進を認め,精査目的でMRI施行。
2024年度
MR
熱源検索のための全身DWIで見つかった大動脈炎の一例
検査目的
過活動膀胱,慢性糸球体腎炎疑い,3週間持続する不明熱の原因検索および精査加療のため近医より紹介。採血結果では肝機能の上昇を認めたが,白血球の明らかな上昇は認められなかった。エコー所見でも不明熱の原因と
2024年度
MR
心室期外収縮に対するシネMRI k-t SPEEDERの有用性
検査目的
ホルター心電図検査にて心室期外収縮が約30%認められた。薬物療法,電気生理的検査およびカテーテルアブレーションによる治療検討に際し,各種心筋疾患の有無や心臓の形態および機能の評価目的に心臓MRI検査が
2024年度
MR
拡散強調画像のADC color mapを用いた腎機能評価
検査目的
BJPκ型MMの患者。検査1回目:骨病変,活動性病変の評価目的 検査2回目:骨病変放射線照射後。腸骨にも多発骨病変あり。Cr値上昇傾向。活動性病変の評価目的 検査3回目:MMに対してVD療法⇒自家移植
2024年度
MR
左内頸動脈-後交通動脈瘤clipping術後
検査目的
左内頸動脈−後交通動脈瘤clipping術後の症例。左ICA(C2)にも未破裂動脈瘤があり,clipping術後の再発,C2動脈瘤のfollow up目的で検査が依頼された。
2024年度
MR
Single shot-FSE FLAIR
検査目的
内頸動脈狭窄症,中大脳動脈閉塞,陳旧性ラクナ梗塞follow upのため,検査施行。
2024年度
MR
副腎静脈サンプリング前の高精細術前マッピング
検査目的
原発性アルドステロン症診断のため,副腎静脈サンプリングを予定している患者。原発性アルドステロン症診療ガイドライン2021では造影CTにより副腎静脈の形態を評価するとあり,当院においても造影CTを第一選
2024年度
MR
気管支動脈瘤コイル塞栓術後の瘤内残存血流評価としての磁化率アーチファクト低減4D-MRA撮像法の提案
検査目的
動脈瘤コイル塞栓術後の画像評価をする上でCTでは金属アーチファクトの問題が存在し瘤内残存血流の評価が困難である。現在脳動脈瘤の塞栓後には単純MRIにて評価することは標準的な評価法であるが,体幹部におい
2024年度
MR
肝腫瘍精査 短時間息止めダイナミック撮像と非造影での選択的血管描出
検査目的
健診での超音波検査にて,S5 15mm大のlow echoic massを指摘され,MRIで鑑別を含めた肝腫瘤精査を目的に造影EOB検査を施行した。
2024年度
MR
肺動静脈奇形
検査目的
検診にて肺の異常陰影を指摘。CTにて左舌区に肺動静脈瘻が疑われたため,IVR術前精査のためにMRI検査を施行。
2024年度
MR
腎生検後の腎動静脈瘻
検査目的
上行結腸癌術後に急性腎障害となり,間質性腎炎の疑いで左腎生検を施行した症例。生検した翌日から血尿が出現し,持続するため腎臓超音波検査での精査が依頼された。
2024年度
超音波
大腿動静脈瘻・動脈奇形による盗血現象
検査目的
完全大血管転位症に対して生後3カ月後にSenning手術を施行され,以降前医で経過観察されていた。労作時息切れのため当院紹介となり,精査の結果,開胸によるバッフルリーク修復術および心外膜CRT植え込み
2024年度
超音波
経胸壁3D心エコーにて三尖弁のヒンジポイントを同定し得たEbstein病の一例
検査目的
50歳時の健診でWPW症候群を指摘,心エコーにてEbstein病と診断された。無症状で,運動耐容能も保たれているが,外科手術を含めた治療方針の検討のために当院に紹介され,心エコーが依頼された。
2024年度
超音波
ST上昇の原因精査に心エコー図検査が有用であった肺がん心膜・心筋転移の一例
検査目的
肺がんに対する放射線治療後の症例である。胸部CT検査で心膜液貯留および心膜の肥厚と左室側壁に浸潤する腫瘤を認め,肺がんの転移病変とがん性心膜炎と診断した。心囊ドレナージを施行し,その後はBSCの方針で
2024年度
超音波
多発性脳梗塞の塞栓源評価に経胸壁心エコー図検査が有用であったレフレル心内膜炎の一例
検査目的
症例は70代男性。1週間前より傾眠,行動異常を認め他院を受診。頭部MRI検査で多発性脳梗塞を指摘され加療目的に当院緊急入院となった。血液生化学検査ではDダイマーの上昇,好酸球増加を認めた。画像所見から
2024年度
超音波
特徴的な超音波所見を呈した胆管拡張型膵・胆管合流異常
検査目的
症例は40歳代女性。検診目的の単純CTにて肝外胆管の拡張を指摘され,精査目的で腹部超音波検査が依頼となった。
2024年度
超音波
日齢5日のMeckel憩室バンドによる新生児腸閉塞に対して超音波検査で緊急手術の判断ができた症例
検査目的
在胎39週2日,体重2978gで蘇生を要さずに出生した児。出生後は哺乳は可能で,排便も認めていた。日齢5日に産科を退院したが,自宅で嘔吐が続くため前医に再入院した。入院後も嘔吐が続くため当院へ転院搬送
2024年度
超音波
造影LowMI法を用いて観察しえた限局性結節性過形成(FNH)の早期肝静脈排泄
検査目的
40代女性。健診にて胆囊ポリープを指摘され,近医を受診。その際に行われた腹部超音波検査にて肝臓S8に腫瘤性病変が認められたため,精査目的で当院紹介受診となった。腫瘤性病変の精査目的に造影超音波検査(以
2024年度
超音波
精巣内に再燃した悪性リンパ腫の一例
検査目的
201X年,左顎下部リンパ節の腫脹を認めた。生検の結果,B細胞性リンパ腫(DLBCL)と診断され,化学療法を施行。その後,緩解を維持していたが,202X年に施行したPET-CTで左精巣に高集積を認めた
2024年度
超音波
食道異物
検査目的
精神運動発達遅滞・てんかん・自閉症のある17歳男性。てんかん重積後の意識障害により経口摂取不能となり,胃瘻造設術が施行された。前医で施行されたCTで食道内に脂肪と同程度の吸収値の腫瘤性病変が指摘され,
2024年度
超音波
X線陰性胆石検出を目的とした差分画像
検査目的
数日前から心窩部痛,吐き気を認め前医受診。採血にて肝胆道系酵素の上昇を認めた。臨床的に胆石症を強く疑い上下腹部CTが施行されるも,胆石やその他病変は指摘できず当院紹介受診。当院では当初MRI検査予定で
2023年度
CT
急性虚血性脳卒中における還流評価補助画像
検査目的
急性虚血性脳卒中(AIS)診断において当院ではMRIファーストで診断を行っていたが,新型コロナウイルス感染症により発熱患者はCTファーストを余儀なくされた。CTではAIS診断にCT perfusion
2023年度
CT
SilverBeam Filterを利用した手指伸筋腱の描出
検査目的
野球ボールが手背にあたり手指伸展制限が出現。伸筋腱断裂を疑いCT検査を施行。
2023年度
CT
超急性期脳梗塞
検査目的
急性期脳梗塞疑い
2023年度
CT
下肢閉塞性動脈硬化症疑い
検査目的
間歇跛行の悪化,ABI悪化のため下肢動脈CTAを施行。
2023年度
CT
LCXの慢性完全閉塞病変
検査目的
透析後の徐脈・血圧低下にて緊急入院となった患者。心エコーではEF=44%,びまん性壁運動低下の所見があり,虚血性心疾患のスクリーニングのために冠動脈および心筋評価を施行した。
2023年度
CT
単純CTにおけるBrain LCDを用いた体幹部STAT画像への適応
検査目的
救急外来における急性大動脈解離または肺塞栓症の評価目的(単純CT)
2023年度
CT
便潜血陽性での大腸スクリーニング検査
検査目的
便潜血陽性・便秘・腰痛にて当院消化器内科受診。高齢のため身体的負担を考慮すると大腸内視鏡検査が困難である。また,患者本人も大腸内視鏡検査ではなくCTを希望しているため,大腸CT検査により全大腸のスクリ
2023年度
CT
EVAR後のエンドリーク
検査目的
過去にEVAR施行。術後瘤径増大あり,2023年には約半年で5mmの増大を認めた。高度慢性腎不全のため造影検査は避けてきたが,今後の治療方針決定のため血管造影による精査を行うこととなった。DSA撮影で
2023年度
CT
EVAR術後のEndoleak評価
検査目的
腹部大動脈瘤に対するEVAR後,初回のフォロー造影CTでEndoleakが認められた。Endoleakと連続するように下腸間膜動脈が描出されており,type II endoleakが疑われたが,造影早
2023年度
CT
CABG前の内胸動脈の同定(造影剤量20mLで音声ROIを使用した胸部CTA)
検査目的
CABG前の心臓カテーテル検査では,左内胸動脈(LITA)を同定することができなかった.eGFRが29.0(mL/min/1.73m2)と高度腎機能低下があったが,緊急性の高い症例のためLITA同定目
2023年度
CT
左室のoozing ruptureにspectral解析が有用であった症例
検査目的
ACS疑いにて救急搬送された患者様。エコーで心囊液貯留が認められた。単純CTで心囊液のCT値が50-55HUであったため心破裂が疑われたが,血行動態は安定していた。精査目的に冠動脈CTを行った。
2023年度
CT
Woven EndoBridge Deviceによる動脈瘤治療後のデバイス内造影剤流入の鑑別
検査目的
Woven EndoBridge Device(以下:WEB)留置後のfollowにおいて,DSAとの相関性から非侵襲的なCTAでのfollowを行っていく。
2023年度
CT
高精細CTガイド下BPAが奏効した,重症の末梢型慢性血栓塞栓性肺高血圧症
検査目的
慢性血栓塞栓性肺高血圧症の確定診断および血栓の局在・分布診断,バルーン肺動脈形成術(BPA)の治療ガイド目的
2023年度
CT
大脳鎌テント移行部硬膜動静脈瘻(Falcotentorial dAVF)の術前評価
検査目的
他院でMRI画像においてテント部に異常血管を認められ精査目的で当院に紹介になった患者。MRI画像より脳動静脈瘻(AVF)や脳動静脈奇形(AVM)が疑われ頭部CTA検査の依頼。また,その後血管内治療が想
2023年度
CT
横行結腸癌
検査目的
大腸内視鏡検査にて横行結腸に全周性の大腸癌を認め,精査および手術支援画像作成目的で大腸3DCT検査を依頼された。目的は,病変部の局在やSMAおよびIMAの血管解剖を描出し,支配血管を同定することである
2023年度
CT
立位CTを用いた荷重下膝関節CTのエッセンスと未来への展望
検査目的
変形性膝関節症におけるfemoro-tibial angle(FTA)計測および術前評価等に対し立位CTを使用し短時間検査でさまざまな情報の取得。
2023年度
CT
内頸動脈狭窄
検査目的
右頸部内頸動脈高度狭窄の84歳男性。フォローおよび血管内治療を見据えた頸動脈MRAを依頼された。
2023年度
MR
MCA動脈瘤
検査目的
MCA Aneurysmに対するclipping術前の3D手術支援画像の作成を目的とした。従来,MRIに加えて造影CTを撮影して3D画像を作成してきたが,放射線被ばく,造影剤の使用を伴う。また,複数の
2023年度
MR
分枝膵管型IPMN
検査目的
他院で診断された分枝膵管型IPMNの精査・follow up目的のMRCP。検査前に患者の呼吸状態は不規則で,息止めも10秒程度が限度との情報あり。他院で撮像された3D MRCP画像もアーチファクトで
2023年度
MR
血行障害性疼痛
検査目的
右手指の血流低下が疑われ精査。
2023年度
MR
IR併用FFE3D Quick Star(非同期)による胸部大動脈の血栓評価
検査目的
右MCAおよび左ACA領域に塞栓性が疑われる急性期脳梗塞の症例。塞栓源の検索のため,胸部MRAおよび非造影T1WI BBが依頼された。
2023年度
MR
子宮筋腫合併妊娠患者に対する息止めFASE撮像
検査目的
子宮筋腫合併妊娠患者に対して,筋腫の性状と大きさ,個数などを正確に把握することで胎児圧迫,分娩時の通過障害のリスクを評価し,出産方法の適正化を図るとともに術後の弛緩出血リスクを評価するためMRIが依頼
2023年度
MR
迷走神経刺激療法術前評価としての頸部MRI-3DCTA fusionによる迷走神経の可視化
検査目的
10代で右前頭葉経由に施行した頭蓋咽頭腫摘出術後にてんかんを発症し,40代で左前頭葉神経膠腫の摘出術を受け,その後もてんかんは薬剤抵抗性に経過した。長時間ビデオ脳波モニタリングを行ったところ発作は両側
2023年度
MR
前立腺がん疑いにおける1mm thin slice T2WIの有用性
検査目的
ACSにおけるPCI後で入院中に尿閉のため,泌尿器科にコンサルトされた。2020年11月の前立腺エコーにおいて前立腺体積が71mLということで定期的に血液検査を行い,PSA値の観察を行っていた。202
2023年度
MR
遺残胎盤
検査目的
遺残胎盤塞栓術施行前の精査。血管走行,胎盤の血流確認目的でMRIを施行。
2023年度
MR
左内頸動脈解離
検査目的
2週間前より左頸部および顔面の疼痛が出現し徐々に増悪傾向を認めた。精査目的に頸部血管MRI検査を施行した。
2023年度
MR
脳動静脈奇形
検査目的
脳動静脈奇形の診断の30代女性。血管内治療(塞栓術)後。摘出術が予定されており,術前にnidus内の残存血流の評価を依頼された。
2023年度
MR
超音波検査による門脈ガス血症症例の責任病変同定および手術適応診断
検査目的
門脈気腫(PVG)の症例報告は増加しているがその多くはCTによる診断である。PVGの超音波診断(US)は“Flaming portal sign”*1,やTime-lapse appearenece*
2023年度
超音波
ソナゾイド®造影(後期相)におけるMFI(Micro Flow Imaging)の新手法
検査目的
当院ではアレルギーなどで造影CTを行えない患者にソナゾイド造影(後期相)によるスクリーニング検査を行う場合がある。ソナゾイド造影での後期相において,造影欠損像が得られた場合,ADFまたは通常のBモード
2023年度
超音波
孤立性上腸間膜動脈解離
検査目的
4日前から上腹部違和感,嘔気,食欲不振があり,受診された方で造影CTが施行され,一過性の胃軸捻転,または腸炎が疑われて入院となった。この時点ではSMAの解離は指摘されておらず,入院後微熱が続いたため腹
2023年度
超音波
急性膵炎の原因検索目的に施行した超音波で指摘できた膵胆管合流異常症の一例
検査目的
腹痛を主訴に近医を受診し,検査結果から急性膵炎と診断され当院紹介受診となった。胆道系酵素も上昇していたため,急性膵炎の原因検索と胆道系の精査目的に超音波検査となった。
2023年度
超音波
機能的喉頭超音波検査が音声障害診断の一助となった声帯粘膜下腫瘍の1例
検査目的
嗄声を主訴に受診。喉頭ファイバースコピーでは下咽頭・喉頭に明らかな異常を認めず,頸部造影CT検査で甲状腺および甲状軟骨前面から喉頭内部に及ぶ淡い造影効果を示す均質な腫瘍を認めた。腫瘍の性状,喉頭内浸潤
2023年度
超音波
腹部CTでみつかった精巣病変
検査目的
弓部腹部大動脈瘤経過観察中の患者。経過観察のため胸腹部CT検査を施行。右精巣病変を指摘され,精査のため超音波検査を施行した。
2023年度
超音波
腹部大動脈人工血管置換術後に生じた吻合部仮性動脈瘤-下大静脈瘻孔
検査目的
溶血性貧血の精査目的に入院。過去に他院にて腹部大動脈瘤破裂に対するYグラフト置換術を施行されている。単純CTでグラフト周囲に瘤を指摘され,腹部雑音および破砕赤血球を認めたため,機械的溶血を疑い精査目的
2023年度
超音波
腎動脈瘤との鑑別に超音波検査が有用であった腎動静脈瘻の1例
検査目的
生来健康であり,1年前の健康診断で施行された腹部エコー検査で,右腎腎門部に15mm程度の血管拡張を認め,腎動脈瘤が疑われた.MRI検査で精査されたが描出不良であり詳細な評価は困難であった.そこで,腎動
2023年度
超音波
胸部大動脈瘤
検査目的
大動脈炎症候群を既往しており高血圧,胸部レントゲン左第一弓突出にて精査
2023年度
超音波
心臓腫瘍内の血流を心エコーで評価できた症例
検査目的
胸部違和感にて近医を受診し,心エコー検査にて心臓内異常構造物を指摘された。精査・手術目的にて当院へ紹介となり,心エコー検査が依頼された。
2023年度
超音波
左室と左房の往復をFireball signで確認できた肺静脈経由の腫瘤
検査目的
CTにて肺静脈から左房内にかけて陰影欠損(腫瘤影)の精査目的
2023年度
超音波
経胸壁三次元心エコー法による三尖弁逆流の重症度評価が治療効果判定に有用であった1例
検査目的
高度心房性機能性僧帽弁逆流(MR)により肺高血圧症を呈した30代男性。血液悪性腫瘍に対して骨髄移植が検討されており,事前にMitraClip®が検討された。問題点としてtorrentialの三尖弁逆流
2023年度
超音波