「携帯性と実用性を兼ね備えた、現場の診療を変える存在」
— 整形外科領域でのAplio air活用術
和田 誠 先生
医療法人社団誠幸会 わだ整形外科クリニック 院長
和田 誠 先生
医療法人社団誠幸会 わだ整形外科クリニック 院長
超音波診断装置(エコー)はポータブルエコーの発展により医師やリハビリテーション、スポーツ現場など多くの場所で使われている。本稿では、クリニックでの診療に加えてスポーツ現場でもチームドクターとして活躍されている和田誠氏に取材を行い、ポータブルエコー(Aplio air)の有用性について伺った。
「据え置きの装置でやってきたことがほとんどできています。関節外血腫やガングリオンなどの検査も可能です。」エコーを活用した診療を行っている和田氏は、Aplio airが臨床的にも幅広く応用できることを実感している。
同クリニックではエコーを診療における肉離れの評価や関節内のガイド下注射に加え、理学療法士によるリハビリテーションやスポーツ現場でも活用している。「Aplio airは診断、エコーガイド下治療だけでなくリハビリの評価にも十分対応できます。据え置きの装置と比較しても基本的な診療はほとんどカバーできます。据え置きの装置と併用してクリニック内に複数台導入することで、看護師や理学療法士も活用できるようになると考えています。」と今後の展開にも期待を寄せる。
また、据え置きの装置との使い分けについて和田氏は「精密な血流評価を要する診断には当院に設置しているAplio i700 / Prism Editionに搭載されている、微細血流を見ることができるSuper Micro-vascular Imaging(SMI)を使います。特に肉離れは内出血を確認できるという点でもSMIが有効です。しかし、Aplio airはBモードで診る範囲なら不自由はしませんし、末梢神経の描出なども問題なくできます。」と既存の据え置きの装置と併用する有用性も評価した。
「コストを考えると画像はどうかなと思っていたのですが、エコーガイド下注射も問題なく行えます。」価格をおさえながらも診療に十分な性能を実感している。
サッカーチームのチームドクターも務める和田氏は特にスポーツ現場での活躍が大きいという。「これまでは装置をキャリーケースに入れてスタジアムまで運んでいましたが、Aplio air 導入後には不要になりました。小さいカバンにタブレットと一緒に収まるので持ち運びもしやすいです。」
携帯性だけでなく操作性についても高く評価する。「リニアとコンベックスの切り替えもスムーズにできます。ドプラーの感度も良いです。末梢神経まで明瞭に描出できる画質の性能もよく、ワイヤレスエコーなのでコストを考えても導入しやすいと思います。」
「ポータブルエコーは理学療法士によるリハビリ テーションの評価やこれからエコーを始める医師の練習 にも適しているので、今後はもっと多くの先生方が導入して活用していくのではないでしょうか。みんながエコーを使える世界になっていったらよいと思います。」
和田氏はAplio airを「携帯性と実用性を兼ね備え、現場の診療を変える存在」と評価する。据え置きの装置との併用で精密な診断にも対応しつつ、日常診療からスポーツ現場まで幅広く活用できるポータブルエコーとして、その可能性を強調した。
| 一般的名称 | 汎用超音波画像診断装置 |
|---|---|
| 販売名 | 超音波診断装置 Aplio air CUS-AAR00 |
| 認証番号 | 306ACBZX00021000 |