Aplio air 導入事例
「限られた診療空間も現場も、これ一台」
—整形外科領域でのAplio air活用術
横井 裕之 先生 医療法人健裕会 よこい整形外科 健康スポーツクリニック 院長
Aplio air 導入事例
横井 裕之 先生 医療法人健裕会 よこい整形外科 健康スポーツクリニック 院長
整形外科領域での超音波診断装置(エコー)の活用は、診断にとどまらず、治療やリハビリまで幅広く広がっている。特に整形領域では、持ち運びが容易でコンパクトな装置のニーズが高まっている。本稿では、医療法人健裕会 よこい整形外科 健康スポーツクリニックの横井裕之氏に、ハンドヘルド装置 Aplio airの具体的な活用シーンや使用感について伺った。
横井氏のクリニックでは、2025年からAplio airを導入している。「外来では、主に関節や肩のSAB、腋窩神経などインターベンション全般に活用しています。リニアプローブだけでなく、コンベックスプローブも備わっているので硬膜外ブロックなど脊椎のインターベンションも可能です。外来以外では、理学療法士がリハビリ室で施術内容の確認をしたり、筋肉の動きを患者さんにフィードバックしたりする際に役立っています。また、当院はレディースクリニックを併設していることから、女性や妊婦さんの来院も多いためカーテンで仕切られたプライベート空間を用意しています。このような狭い場所では大きいエコーを使うのが難しいのですが、Aplio airは狭いワーキングスペースでも容易に持ち運べ、どこでも簡単に使用できるところが強みだと思います。あとは、アメフトのチームドクターもしているので、フィールドでの骨折・損傷確認といった初期対応など幅広い現場で活用しています。」
横井氏はAplio airの使用感について次のように語る。「画質がよく、インターベンション時も穿刺針が明瞭に描出されるので助かっています。当院では複数のエコー装置を所有しているのですが、処置室のような限られたスペースでは取り回しが難しいことがあります。その点、Aplio airはコンパクトなので、取り回しが容易でどんな場所でもインラインを確保することが可能です。当院では、操作しやすいように市販のタブレット用カートを使って運用しています。有線プローブの場合、どうしても行動範囲が限られてきてしまうため患者さんに移動してもらう必要が生じますが、Aplio airでは術者が自由に動けるため、患者さんの移動による手間や時間を軽減することができます。さらに直観的なインターフェイスで操作もしやすく、誰でも扱いやすい点も魅力だと感じました。」
最後に横井氏は今後のハンドヘルドエコーの展望について、「AIによる神経や筋肉のセグメンテーション、針の自動認識機能が実装されれば、さらに検査の時短にもなり臨床現場での価値が高まると思います。誰もが使えて、より正確な施術をサポートしてくれる装置になることを期待しています。」と述べた。
図1 ベーカー嚢腫穿刺
図2 SAB注射
図3 腋窩神経ハイドロリリース
図4 腰部硬膜外注射
図5 前距腓靭帯断裂
| 一般的名称 | 汎用超音波画像診断装置 |
|---|---|
| 販売名 | 超音波診断装置 Aplio air CUS-AAR00 |
| 認証番号 | 306ACBZX00021000 |