Alphenix user’s voice Vol.5
日本屈指のPCI件数を誇る札幌ハートセンターが
Alphenixを選んだ理由
札幌ハートセンター 理事長 鹿島 由史 先生
Alphenix user’s voice Vol.5
札幌ハートセンター 理事長 鹿島 由史 先生
様々な技術が道半ばで開発中止になることが多い中、心電同期機能のようなこれまでの概念を変える技術がスムーズに製品化されたことは大いに評価できると語る鹿島由史先生。札幌ハートセンターの理事長として、また国内外の循環器領域でご活躍されている鹿島先生にAlphenix導入後の評価やアンギオ装置メーカーに求めることについてお伺いしました。
当院に新たに導入したキヤノンメディカルシステムズのAlphenixはもともとの画質がいいことはもちろん、国産メーカーなので様々な職種の担当者と日本語でディスカッションができるのもいいことです。様々な要望を細かく共有したうえで対応してくれますので自分好みの画質をつくるという意味ではキヤノンメディカルシステムズのアンギオ装置は非常にいいと思います。
当院にはもともと海外製のアンギオ装置が導入されていたので、Alphenix導入時は戸惑いました。装置メーカーが違うことで覚えることがどうしても増えるため、ネガティブな印象を持ってしまいます。個人的にはAlphenixを設計したキヤノンメディカルシステムズのデザイナーやエンジニアの意図を汲んでそのままの設定で使った方がいいのかなと思っていますが、操作手順の煩雑さを防ぐため、操作系や画質を既存の装置の設定に近づけました。操作手順や画質調整をこれ程カスタマイズして快適に使えるようになったことには驚きでした。
CTOの本質は血管が見えないことです。血管が見えない中で我々術者がどう快適に手技ができるかということでいえば、Alphenixが実装している心電同期機能”ECG Sync”が役立っていると考えます。たとえばproximal cap や distal cap などの硬い病変を penetrationしていく際、拍動によってワイヤーチップの方向性が定まらない場面があります。そういった場面でしっかりワイヤーチップの方向を見定めて、狙いをコントロールできることは非常に効果が大きいです。特に右冠動脈の治療では非常にありがたいですね。
また、CTO以外の適用としては、ステントを入れて閉塞しかかった角度の厳しい側枝へのワイヤリング等に有用かと思っています。そういったワイヤリングが厳しい場面でECG Syncを使用すると、画像が静止画のように見えるためガイドワイヤーの操作がしやすくなると考えます。加えて、被ばく線量が少なく済むことはとても大きなメリットです。1心拍につき1照射のため、被ばく線量が下がることは大いに評価しています。
Alphenix導入にあたっては、キヤノンメディカルシステムズは日本のブランドメーカーらしく、私たちのさまざまな意見を汲み取ってくれます。たとえば、ECG Syncのような技術にフットワーク軽く取り組む姿勢はとてもありがたいものです。様々な技術が道半ばで開発中止になることが多い中、スムーズに技術が製品化までされたことは大いに評価できると思います。
一方で、私がもっと重要視したいことがあります。例えば、他の施設と大きな仕事をする場合や、社会の中で私たちが果たさないといけない役割の中で、キヤノンメディカルシステムズでないとやってもらえなかったということがたくさんあります。アンギオ装置だけではなく、やはりキヤノンメディカルシステムズというグローバルな会社だからこそ柔軟性高く、即時に対応してもらえる素晴らしい会社だなというふうに思っています。
医療法人 札幌ハートセンター
札幌心臓血管クリニック 理事長
鹿島 由史 YOSHIFUMI KASHIMA
略歴
1997年 島根医科大学医学部 医学科 卒業
1997年 島根医科大学医学部 第4内科
2000年 松江市立病院 第2内科
2003年 島根大学医学部附属病院 循環器疾患治療部
2005年 豊橋医療センター 循環器内科
2007年 ひがし循環器クリニック 循環器内科医長
2011年 札幌心臓血管クリニック 循環器内科部長
2012年 札幌心臓血管クリニック 副院長
2025年 札幌ハートセンター 理事長 就任
| 一般的名称 | 据置型デジタル式循環器用X線透視診断装置 |
|---|---|
| 販売名 | X線循環器診断システム Alphenix INFX-8000V |
| 認証番号 | 218ACBZX00001000 |